【名石神社・十二石神社】熊本県玉名郡長洲町

名石神社・十二石神社

★十二石神社

九州巡行中の景行天皇を追って日向から妃の美波迦斯毘売(御刀媛、ミハカシヒメ)と

十一人の女官が来たが、景行天皇は既に都へ帰った後でした。


美波迦斯毘売は、たいへん嘆き悲しんで有明海に身を投じ、

十一人の女官と一緒に海底の石となったといわれてます。


その後、加藤清正の干拓により、その石が陸地に現れるようになり、

村人は、これをあわれみ、一カ所に集め、御神体として十二石神社を建て、

「石さん」とあがめ祀ったと言われてます。


御祭神

美波迦斯毘売(御刀媛、ミハカシヒメ)


鎮座地

熊本県玉名郡長洲町大字腹赤1244


★名石神社(めいしじんじゃ)

名石神社は、景行天皇二十年八月、景行天皇九州巡幸の折、

この地にお立ち寄りになられた由来並びに、

この地より有明海に入水された御刀姫(みはかしびめ)の御神霊を祀ったのが始まりです。

承平三年(933)建立。旧社格:村社。


御祭神

景行天皇、御刀媛(みはかしびめ)、豊国別王(とよくにわけのみこ)


御刀媛(みはかしびめ)が景行天皇のあとを追って、

長洲に来たものの既に天皇は発った後で、

女官と共に海に身を投げて石になったと伝えられる。

その石は名石神社に祀られている。


鎮座地

熊本県玉名郡長洲町上沖洲298