ニギハヤヒが降臨し奉祀したことに始まった【天照神社(天照宮)】福岡県宮若市

犬鳴川右岸の宮田町磯光に鎮守する 天照神社(てんしょうじんじゃ)は、 

古代から中世に栄えた粥田荘の惣社として 古くから人々の信仰を集めた神社として知られています。


天照神社の由来は、 貝原益軒著の「鞍手郡磯光神社縁起」によれば、 

饒速日尊が垂仁天皇十六年に宮田町の南に聳える笠置山頂(四二五メートル)に降臨し、 

同七十七年に笠置山頂に奉祀したことに始まります。 


その後、千石穂掛谷、明野(脇野)と移り、延慶元年(一三〇八)年に、 

白き鶴の住む里に廟を遷すべしとの神託があり、 西国探題惣政所玄朝の造営により、

現在地に移されました。

旧社格:県社 

御祭神  

天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊 

(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと) 

八幡大神、春日大神、応神天皇、天児屋根命 


御利益 

五穀豊穣・疫病退散・諸願成就・病気平癒・交通安全・航空安全・ 武勇長久・勝利祈願・出世開運・子孫繁栄・国家安泰・学業成就など


鹿島神社(鹿島神、菅原神) 諏訪神社(健御名方神、素盞嗚神) 

 西海九神社 (底筒男神、中筒男神、表筒男神、底筒少童神、中筒少童神、 表筒少童神、

八十禍津日神(瀬織津姫)、大直日神、神直日神、 湍津姫神) 


住吉神社(底筒男神、中筒男神、表筒男神) 

天満神社(菅原道真公) 

須賀神社(素盞嗚神) 

恵比須神社(事代主神) 


摂社 

疫神社(八十禍津日神) 笠城神社(饒速日尊)、穂掛神社(饒速日尊)以上二神社は 

上宮中宮として各遷御の古宮地に祭祀せられ古来より攝社として奉斎されている 


末社 

生子神社、須賀神社、剣神社、日吉神社、男田神社、乙十神社、貴船神社 


鎮座地 

福岡県宮若市磯光266