●西浦荒神社(にしうらこうじんしゃ)
由緒
西浦荒神社は荒神様をお祀りしている神社で、
三寳荒神社ともいいます。
鎮座地が熊本市西浦地区なので、 西浦の荒神さんと呼ばれ、昔から信仰の厚い神社です。
御祭神が火の神様の奥津彦神、奥津姫神、 土の神様の埴安姫神の三柱ですので、
三柱の尊い神様という意味でもありますが、 仏教の三寳からきているとも考えられますが、
昔の神仏習合の時代、 かまどの神、火の神である荒神様信仰と、
仏教や修験道の三寳荒神様信仰が一緒になり、
民間に荒神様の信仰が広まったともいわれてます。
お城の守り神として荒神様を祀っていました。
朝鮮の役の時、籠城して苦戦をしていた時からだといいます。
ある夜清正公は、 脱出のかくれ道を告げる荒神様の夢を見ました。
清正公は夢のお告げに従ってひそかに囲みを脱出し、
九死に一生を得たといわれております。
細川家の四代綱利公の時代、 この西浦の地に藩主の別荘が造られましたが、
その別荘の鬼門にあたる現在の地に、 方除けの神として、
熊本城の荒神様を移したのが 西浦の荒神社の始まりといわれています。
火の神様 奥津彦神(オキツヒコノカミ)
奥津姫神(オキツヒメノカミ)
土の神様 埴安姫神 (ハニヤスヒメカミ)
災難除け、方除け、家屋敷の守護、健康長寿
●総社宮
総社宮は、平成十七年十月、西浦荒神社の敷地内に、
日本の国土、海山川草木、全ての人々を守護される
荒神大神、天照大御神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、 大国主大神、菅原天神大神、阿蘇大神、熊野大神、天御中主大神、 大山祇大神、春日大神、琴平大神、の十二柱の神と
八百万の神をお祀りし、総守護社、総氏神社として御創建されました。
熊本県熊本市北区貢町906
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