2021年 新年参拝 初詣 七社巡り⓶

風浪宮・新北神社・福島八幡宮

●風浪宮

神功皇后が新羅御新征よりの帰途、

軍船を筑後葦原の津(大川榎津)に寄せ給うた時、

皇后の御船のあたりに白鷺が忽然として現われ、

艮(東北)の方角に飛び去りました。


皇后はその白鷺こそ我が勝運の道を開き給うた

少童命の御化身なりとして白鷺の止る所を尾けさせられ、

其地鷺見(後の酒見)の里を聖地とし、

武内大臣に命じて仮宮(年塚の宮)を営ませ、

時の海上指令であった阿曇連磯良丸を斉主として

少童命を祀りました。


古来より風浪の灘を守護し給うにより風浪を社号とし

代々の久留米有馬藩主の崇敬厚く国司賢将始め筑後国一円の

信仰をあつめ、俗に「おふろうさん」と呼び親しまれ

勅命社として千八百余年の由緒をもつ著名の大社です。


御祭神

少童命三座(表津少童命、中津少童命、底津少童命)


相殿御祭神

息長垂姫命(神功皇后)、住吉三神(表筒男命、中筒男命、底筒男命)、高良玉垂命。


鎮座地

福岡県大川市大字酒見726-1


●新北神社

約二千二百年前 中国の秦の始皇帝の命で、

不老不死の霊薬を求めて渡来した徐福一行が浮盃より上陸し、

疲れを癒す為に住まいをもうけた跡地に、

第三十一代 用明天皇御代五八六年、北方出雲の国、

素戔嗚尊を祀り新北神社が創建されました。


第五十二代 嵯峨天皇の御宇 御勅使三条大納言郷が再建。

旧社格 郷社


主祭神 素盞鳴尊


配祀祭神 倉稲魂命、大山昨命、天照大神、市杵島神、武甕槌命、

仁徳天皇、三女神、十城別命、岡象女神、綿津見命、鍋島勝茂(無格社合祀による)


ご利益

厄災除け、病魔退散、五穀豊穣・商売繁盛


鎮座地

佐賀県佐賀市諸富町大字為重1073


●福島八幡宮

寛文元年(1661)九月十八日に、

福島城外東部にある土橋八幡宮から勧請されました。

旧社格:郷社。


御祭神

応神天皇・息長足姫尊(神功皇后)・武内宿禰


御利益

武勇長久・勝利祈願・出世開運・安産・子孫繁栄・延命長寿・無病息災


鎮座地

福岡県八女市本町105-1

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