福の母が鎮まる宮【福母八幡宮】佐賀県杵島郡大町町

福の母が鎮まる宮【福母八幡宮】

福母八幡宮(ふくもはちまんぐう)は、

佐賀県杵島郡大町町福母にある神社です。


由緒

景行天皇御巡狩の時、

杵島山に勢力を持っていた土蜘蛛八十女(つちぐもやそめ)討伐し、

大巌石の上に軍神 八千戈の神を祀られた。


その後、日本武尊杵島藤津征服の時、

熊襲の余賊が此の山に住む八方山老棍、四方山老棍という凶賊が皇命に従わず、

里人を困らせいる事が解かり、日本武尊がこれを滅し同じく軍神を祀る。


仲哀天皇の御代になり余賊の大鷹老棍、小鷹老棍という強賊が、

里人に害を与え困らせていたので、神功皇后がこれを滅し、

景行天皇がお祀りになった大巌石の側に御剣一口を煉石の椻に納め

天神地祗を祀る。後、里人はこれを神功石と称える。


大宝三年(701)行基僧正が

土蜘蛛八十女の怨霊を鎮め石崎明神を此処ここに祀り、

景雲元年(767)鎮護神の太刀並びに御腰掛石を祀り

石崎松原大明神(現在の下宮)と称しました。


貞観八年(866年)大村大安寺の住僧一如僧正が石崎に参った際、

国守上毛 野澤田の朝臣に願って神功皇后、応神天皇、仲哀天皇の

三柱の神を請願しはじめて八幡宮と称えるようになりました。


旧社格:村社


御祭神

神功皇后、仲哀天皇、応神天皇

八千戈神、景行天皇、日本武尊、 志久津彦命、 武内宿禰、

大山祇命、 天照大神、市杵島姫命、 海道神、 素佐之男尊、

菅原道真公、橘諸兄公、玉依姫命


ご利益

安産、子育て守護、学業祈願、厄除け、病魔退散、家内安全、開運招福、航海安全、

必勝祈願・勝利成功、商売繁盛、技芸・武芸


鎮座地

佐賀県杵島郡大町町福母2227