太宰府天満宮の最古の分霊社【梅林天満宮】熊本県玉名市

太宰府天満宮の最古の分霊社【梅林天満宮】

梅林天満宮(ばいりんてんまんぐう)は、

熊本県玉名市にある神社です。

菅原道真公の遺骨を分祀されていると伝えられています。

旧社格は村社。


由緒

梅林天満宮の起源は、平安の昔、菅原廟建立より僅か26年後の

承平6年(936年)、太宰府天満宮より菅原道真公の御分霊社をいただいたことが

始まりです。


太宰府天満宮より道真公の御分霊社をいただいた神社は

全国に一万二千あるといわれていますが、

梅林天満宮はこの中で現在のところ最古の神社です。


古くは肥後国梅林山安楽寺天満宮と称され、

現在の安楽寺上村の地に建立されていましたが、

永禄4年(1561)に火災により焼失したため、

上村から移転し津留に現在の社が建立され、

道真公の御分霊社が安置されています。


御祭神:菅原道真公

ご利益:学業成就


平成15年(2003)、鳥居・楼門・拝殿・本殿が、

国の登録有形文化財に登録されました。


鎮座地

熊本県玉名市津留499