延喜式内社【国造神社】熊本県阿蘇市

延喜式内社【国造神社】

●国造神社(くにのみやつこ じんじゃ、こくぞう じんじゃ)は、

熊本県阿蘇市一の宮町手野に鎮座する神社です。


旧官幣大社阿蘇神社の北方に鎮座するため、北宮と称されます。

延喜式内社で、旧社格は県社。


國造神社は、延喜式神名帳に肥後国は四座

(健磐竜命神社・阿蘇比咩神社(現阿蘇神社)、国造神社、疋野神社)が

記されていますが、その四座のうちの一座であり、熊本県内において、

最も古い神社の一社です。


肥後国誌によれば、

崇神天皇の代に速瓶玉命が肥後国造に任命され、

景行天皇十八年、御子・惟人命(彦御子神)に勅せられて、

阿蘇国造の神としてこの地にお祀りされました。


父親である阿蘇神社の主祭神健磐龍命と共に阿蘇の地を開拓し、

農耕・植林・畜産などを指導したとされる

速瓶玉命(はやみかたまのみこと、初代阿蘇国造)を主祭神とし、

御妃、御子息の合わせて4柱の神を祀る。


御祭神

速瓶玉命(はやみかたまのみこと)

阿蘇神社主祭神、健磐龍命の子。阿蘇国造大神。

阿蘇神社では十一宮に奉斎。


雨宮媛命(あまみやひめのみこと)- 速瓶玉命の妃。


蒲智比咩命(かまちひめのみこと)、海神の女神。郡浦神社主祭神。


高橋神(たかはしのかみ) 速瓶玉命の第二子。


火宮神(ひのみやがみ) 速瓶玉命の第三子。


ご利益

開運全般・金運など


鎮座地

熊本県阿蘇市一の宮町手野2100


●国造神社の末社

手野金刀比羅神社


由緒

阿蘇大宮司(時代不詳)の夢に金刀比羅大神を手野の宮川の川上に

鎮斎の御告がありこの地に阿蘇大宮司家の守護神として祭祀されました。


御祭神:金刀比羅大神(大物主神・崇徳天皇)


鎮座地

熊本県阿蘇市一の宮町手野2318

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