熊本地震から復旧中【金峯山神社(金峰山神社)】
金峰山は、熊本県熊本市西区地域に位置する、
標高665mの一ノ岳を中心とするカルデラ式火山です。
金峰山は、「肥後国誌」の中で、「筑紫富士」ともあります。
金峯山神社(きんぼうざんじんじゃ)は、
金峰山の頂上にあり、明治以降は金峰山神社と称されています。
この山は昔、飽田山(あきたさん)とよばれていましたが、
天長九年(832)に淳和天皇が奈良県の金峯山蔵王権現を勧請して以来、
金峰山に改称されたと伝えられています。
元弘二年(1332)菊池武重が河津浦から上陸した肥前勢と戦ったとき、
金峯山蔵王権現に祈って勝利を得たため、
神が小手をかざして味方の勢を見給う姿を自ら一刀三礼して刻んだのが
現在の神体であるといわれています。
菊池氏のあとも加藤・細川両氏が崇敬と保護を加えてきました。
「熊本地震」の為、神殿、幣殿、拝殿共に、
倒壊寸前の被害を受けました。今尚復旧中です。
金峰山山頂は、有明海や雲仙、阿蘇、九州山地、天草の島々など
広大な景色を一望できます。夜景の名所としても知られています。
鎮座地
熊本県熊本市西区河内町岳1882・1881
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