繁根木八幡宮
繁根木八幡宮(はねぎはちまんぐう)は
平安中期の応和元年(961)年に紀隆村(きのたかむら)が山城国石清水八幡宮を勧請し
旧坂下郷総鎮護の社としたと伝える。
紀氏は大野別府の政所として祭祀を管掌する一方降って鎌倉時代には
地頭を兼ね大野郷250町歩を領しその勢威を誇ったが天文の頃大野氏は衰亡した。
天正16年(1588)肥後国守として入国の加藤清正公は
荒廃した社殿その他の復興に力をいたされ
その後襲封された細川氏も敬神の美風を継承されたので漸次旧に復するを得た。
御祭神:応神天皇、仲哀天皇、神功皇后
旧社格:郷社
境内社
大神宮(天照皇大神)、菅原神社(菅原道真公)、
高良神社(高良玉垂姫神)、若宮神社(仁徳天皇)
鎮座地
熊本県玉名市繁根木188
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