大己貴神社
福岡県筑前町(旧三輪町)弥永にある大己貴神社の歴史は古く、
日本書紀を始めとする歴史書他多数に記載され、
我が国で最も古い神社のひとつといわれています。
仲哀天皇九年、神功皇后が、
現在の朝倉市(秋月)野鳥のあたりで勢力を持っていた
豪族「羽白熊鷲(はじろくまわし)」を征伐後、
新羅征討を起こすにあたり兵を募ったが集まらず困っていたところ、
大三輪社(大神社)を建て、太刀や矛を奉納したところ、
兵が集まったと「日本書紀」に記載されています。
また延長5年(927)にまとめられた『延喜式神名帳』に記された
筑前国十一社のうちの一社に数えられ、「於保奈牟智神社」と記載せられた
古くより大変由緒のある神社です。
地元では「大神様(おんがさま)」と呼び親しまれています。
御祭神
正殿:大己貴命(おおなむちのみこと)
左殿:天照皇大神(あまてらすすめのおおかみ)
右殿:春日大明神(かすがだいみょうじん)
「福岡県筑前町弥永の大己貴神社付近」と
「奈良県桜井市三輪の大神神社(おおみわじんじゃ)付近」の
地理や地名の配置と名称の多くが一致することから、その関連も指摘されています。
御利益:交通安全・開運招福
鎮座地
福岡県朝倉郡筑前町弥永697-3
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