鍛冶集団の神【一ツ目神社(薄野神社)】
社伝によると、継体天皇四年(510)十一月、
高天山の神主 若山連の後裔吉田氏が祀ったという。
熊本県内屈指の古社です。旧村社
御祭神:天目一箇命(あめのまひとつのみこと)
鍛冶集団の神。筑紫・伊勢の忌部の祖。
伝承によると、蒲生の不動岩と彦岳権現が首引きをした時、
わが子の首引を案じていた母神の目に首引きの大綱の端が当たり、
一目を失われたので、その母神を祀って一ツ目神社と称するようになった
という。
一ツ目神社を有名にしたのは、
寛政のころ(十八世紀)伊勢松坂の本居宣長の門に学び、
肥後の国に初めて国学を導入した社司 帆足長秋です。
彼が書写した古事記伝は高く評価され県重要文化財に指定されています。
境内社
八坂神社(素盞嗚命)熊野座神社(伊弉冊命)
木幡神社(天忍穂耳命)稲荷神社(倉稲魂命)
天満宮(菅原道真)猿田彦大神石碑三基
鎮座地
熊本県山鹿市久原字薄野
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