上色見熊野座(かみしきみくまのいます)神社
漫画作品の舞台になったことで人気に火が付きました。
御祭神
伊邪那岐命、伊邪那美命
石君大将軍(健磐龍命の荒魂)
創設は相当古く、紀州熊野より移したものと云う。
「阿蘇大神(健磐龍命)の荒人神、石君代将軍、八葉の兜の中に出現のニ神は熊野大神なり」
という伝説により社殿を建立するに当たり、大鳥二羽来たり、
神献すべき榊の枝を咥持ちて、山の東麓を指して飛びゆき洞窟(穿戸)のある所に
止まったので、そこに一社建立、熊野穿戸社と崇め、
石君と同じく南郷の総鎮守として祭祀してきた。
里俗 穿戸権現
穿戸磐(うげといわ)
神話における穿戸
古い昔、阿蘇大明神が弓を楽しみ、阿蘇山頂より矢を放たれた。
この際、大明神の従者、鬼八法師が、
主人の矢をいちいち拾い来る事を面倒くさく思い、足の指に挟み投げ返した。
これに大明神が激怒し猛追され、
上色見の外輪山を越えて逃げんとしたが、この岩壁に阻害された。
この時岩壁を蹴破って逃げ去った岩穴が穿戸である。
鎮座地
熊本県阿蘇郡高森町上色見2619
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