宇美八幡宮 由緒
上宮 長嶽山(ながたけやま)南方に鎮座、
丸型山陵(周囲45間)頂上に石祠として祀られています。
御祭神は、仲哀天皇とされ、 宇美八幡宮の縁起に依れば神功皇后摂政元年、
武内宿禰に命じ、 香椎宮に安置していた先帝の御棺を長嶽山に収めて、 築陵したとあります。
皇后の三韓御渡航の折の御殯斂(ひんれん)の地か。
本宮 古称は、長野八幡宮と言う。
神功皇后が朝鮮へ出兵した折、 船上に気比大神(けひのおおかみ)が現れ、
「吾は新羅の神、清龍権現なりと皇后の国土を守護せん」 と旨を示します。
無事に帰国した神功皇后は、 長嶽山で奉斎の祭礼を行ったとされています。
その後、第十六代 仁徳天皇10年、
平群木菟宿禰(へぐりのつくのすくね)の子、博公を神官として、
この霊蹟に神社を建し、気比大神 天日鉾尊(あめのひぼこのみこと)を
祀らせたのが起源とされています。
称徳天皇の神護景雲元年(767)には
社務の武内公実が八幡宮、聖母宮、宝満宮の三社を勧請し、
宇美八幡宮と称されるようになりました。
奈良・平安時代は大社で、7日間の祭礼が行われていました。
旧社格:県社
御祭神
上宮:仲哀天皇
本宮:気比大神、応神天皇、神功皇后、清瀧権現、玉依姫、瓊々杵尊
御利益
開運招福・子宝安産・縁結び・育児・農漁業・海上安全・無病息災
延命長寿・武運長久・国土開発・厄除け・五穀豊穣・家内安全 方除けなど
鎮座地
福岡県糸島市川付785
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