【素盞嗚神社】福岡県小郡市

素盞嗚神社

素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)は、福岡県小郡市祇園に鎮座する神社です。


素盞嗚神社は古記録によると、後村上天皇の文和二年(1353)に

府中(ふちゅう)(現久留米市御井町)から分霊を勧請し,

最初現在地から西北約300mあたりに建てられた

(現在、古祗園(ふるぎおん)という地名が残っている)のを

慶長元年(1596)現在地に移しました。 


当時は戦乱が続いた上,疫病の流行も多かったが,

この小郡だけは疫病に罹る人が少く、

これは祗園様のおかげだと近隣十九ヶ村の人々が祈願にお詣りし,

疫病がおさまったそうです。 


その後幾度もこのような疫病退散の霊験があり,

先の十九ヶ村に加え二十九ヶ村の宗廟(そうびょう)として,

また有馬公の崇敬も篤く,御祈願所と定められ

毎年祈願祭を執行していたと伝えられています。


御祭神:素戔嗚尊

御利益:疫病・厄難災除け


鎮座地

福岡県小郡市祇園1丁目1-1