霧島神宮
第 29代欽明天皇の御代、慶胤(けいいん)という僧侶が、
540年に高千穂峰と火常峰(御鉢)の間に社殿が造られたのが始まりとされますが、
実際の所は高千穂峰に対する山岳信仰から始まった神社と思われます。
延暦7年(788年)7月の霧島噴火によって消失しますが、
その後150年間ほどの空白があり、天慶3年(940年)に性空上人により
瀬多尾越(現在の高千穂河原・古宮址)に遷されるが、ここも噴火で消失する。
文明16年(1484年)、
島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮である。
しかし、建物はその後も幾度も炎上し、正徳5年(1715年)、
島津吉貴の奉納により再建した物が現在の社殿になります。
坂本龍馬が日本最初といわれる新婚旅行で霧島連峰を訪れたことが知られています。
主祭神
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
相殿神
木花開姫尊・彦火火出見尊・豊玉姫尊
鵜鷀草葺不合尊・玉依姫尊・神倭磐余彦尊
ご利益:開運、起業、転職、家庭円満など。
また、瓊瓊杵尊・木花開姫尊が夫婦で祀られていることから、
縁結びや子宝のご利益があると言われています。
鎮座地
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
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